刑事事件に興味がない人でも、聞いたことはあると思います。この事件は、味噌製造会社専務宅が全焼する火災が発生し、焼け跡から一家4人の遺体が見つかったというものです。
そして、ニュースにある“再審”というのは、どういうことなのでしょう。というわけで、いつも通り調べてみたのですが、
再審=裁判をやり直すこと
つまりは、証拠の出し直しや信憑性について、再度追求されるということですよね。この袴田事件は、1966年に起こったことです。この事件の、犯人となったのは、事件の名前になっている袴田さん。
警察が証拠を捏造した、とか言われている事件なのですが、真相は、どうなのでしょう。私は、真犯人っが見つからないと厳しいし、何せ時間が経ち過ぎている、と単純に思ってしまいます。数十年が経過していれば、有力な証言などが得られる可能性も低いでしょう。それに、袴田さん自身も高齢となり、どういう状態かわかりませんが、長い間、拘束されていたことで、心身ともに衰弱し始めているのではないでしょうか。証言を求められたときに、支離滅裂な言葉を述べれば、それこそ、印象が悪くなるのではないか、と様々なことを考えてしまいます。
私の憶測ですが、当時の警察のやり方は、多少強引なところがあったのではないかと思います。今の時代は、体罰やハラスメントが厳しく取り締まられているイメージですが、10年少し前だと、当り前のように見過ごされていたわけです。そういう時代背景を考えれば、何かしらの横やりがあった、かもしれないのかな、と個人的に考えてしまいますが、それは、個人の憶測の域を出ません。
再審の判決は、どうなるでしょうか……