ある冬の日、雪が降ったことで仕事が休みになりました。外には雪が数センチ積もっていたのを見て、愛犬と一緒に散歩しよう、と思いました。車に愛犬を乗せ、車で近くの広い公園まで行きました。公園には、まだ誰も踏んでいない白い雪が一面に広がっていました。公園には、他の利用者もいなかったので、愛犬と一緒に全力疾走しました。
それから公園にあるベンチに座りました。しばらく座っていると、寒くなってきて、もう帰ろうか、と立ち上がろうとした時、足元にいた愛犬が私の膝に飛び乗ってきました。
私の膝は、溶けた雪で濡れ、更に冷たくなるはずだったのですが、愛犬が私の膝の上で丸まったことで、膝から愛犬の温もりが伝わってきました。愛犬にとって久しぶりの雪が辛かったのかもしれませんが、私は、愛犬が私を温めようと懸命になってくれたのではないかと思えるのです。
私より短い、何よりも大切な尊い命。
愛犬とできる限り一緒にいたい、そう思えるからこそ、一日一日を大事にできるのです。
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